転職活動で避けて通れない面接も、行われる会場は会社内だったり会社外だったりとさまざまです。企業内で行われる場合は実際に建物内に入って少しでも社内の雰囲気を見れるチャンスですが、それでも会社の玄関口や応接室など限られた室内しか確認できないケースが多いです。一方、企業外で面接を受けた際は玄関口にすら入る機会がないでしょう。
そしてそのままの状態で入社することになって、初めて会社内を見たときに、イメージと真逆だったり社員に笑顔がなかったりしてミスマッチを実感することも珍しくないようです。
面接のときに人間関係や社内環境について質問するよりも、面接を受ける前に職場見学をすることをおすすめします。求人情報だけでは知ることができない部分を知れるのが、職場見学のメリットです。せっかく転職が決まったのにミスマッチのためまた転職とならないように、職場見学が可能な企業の場合は検討してみてはいかがでしょうか。
職場見学でぜひ見ておきたいのは、社員の様子です。社内ですれ違ったときや目が合ったときに感じよく会釈してくれたり、「こんにちは」と声を掛けてくれたりする場合、社員同士の風通しが良い可能性があります。一人は挨拶してくれたけど、もう一人には無視されたというような、社員ごとに対応が違うケースは少し不安です。
電話中や社員同士で会議をしているときなどはともかく、すれ違った際の対応は見ておきたいものです。ただし、自分がジャッジする立場だという考え方や素振りは禁物です。自らしっかり挨拶をするのが社会人としてのマナーであり、社員にも好印象を与えます。
職場によっては公式サイトの採用ページなどで、実際に働いている社員の様子が分かる写真やインタビューの内容を載せていることもあるので、そちらも参考になります。
社内環境は、働きやすさに直結する条件といわれているほど重要なポイントです。デスクや椅子、社内のインテリアなどが古すぎないか、清掃されているか、備品が煩雑に山積みされていないかなどをチェックしましょう。社員一人ひとりのデスクに写真やちょっとした私物が飾られている職場は、個々を尊重する気持ちがあり風通しの良い職場かもしれません。
もしもそれらが見当たらず、逆に書類や備品などであふれかえっているとしたら、残業が多かったり業務量過多だったりして社員に余裕がない可能性も考えられます。また、例えば備品が古すぎる、電球が切れていてのそのまま、壁の時計がズレたままの状態などが目立つ場合も、社員の働きやすい環境づくりに配慮されていない可能性があります。
職場見学は求人情報では分からない内部の様子を見る絶好のチャンスです。もちろん職場見学が可能な企業とできない企業がありますが、可能な場合は積極的に申し出ましょう。
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