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3Kよりも厳しいIT業界

人材不足のIT業界

IT業界に限らずですが、人不足という話をよく耳にします。本当に人がいないのか?それとも、必要な人材がいないのか?IT業界でも思い違いをしている人が沢山います。人は沢山いますが、必要な人材がいないのです。この人材不足を加速させているのが、業者を軽視した考えにあります。不景気を理由に、SEやPGなどに対する費用を抑えすぎていることです。社員に同等の技術を持った人間がいれば業者には頼まずに済みますが、いないので頼むことになります。それなのに、費用はできるだけ安くと注文してきます。一般的には、技術が高ければ比例して費用も高くなるはずですよね。
このような悪循環の環境の中で個人として仕事をしている人達は、技術があるのに費用が高いとの理由で仕事を受けることができなくなるのです。これにより、人材不足はさらに加速していくことになります。

新3Kと言われるIT業界

少し前までは時代の最先端職業として、かっこいい仕事と考えられていたIT業界ですが、今では志望する学生も少なくなりIT業界の仕事に憧れを抱く若者も少なくなりました。急速に発展したインターネット、スマートフォンなどの影響もあり、果てしなく続く残業、泊まり込み、休日出勤も当たり前の世界。時にはわがままなクライアントに振り回され全てが水の泡になった等の話が、業界ネタとして各メディアで紹介されたことがあります。これによりIT業界は、きつい、きびしい、帰れないの新3Kとまで言われてしまうほどマイナスなイメージが定着してしまったのです。
学生を対象にしたアンケートでは、就職したくない企業や業界の上位には、不祥事を起こした企業やブラック企業が並んでいます。昨今は特に、ブラックさに敏感です。それだけに、業界が丸ごとブラックと思われているIT業界は人材不足が深刻な問題となっています。

7Kとも言われるIT業界

新3Kと言われるIT業界ですが、規則が厳しい、休暇がとれない、化粧がのらない、結婚できないの4Kをプラスして最近では7Kとまで言われています。規則が厳しいというのは、どこの企業であっても完全自由ということはありません。むしろIT業界の規則はゆるいほうではないでしょうか。休暇がとれないのも人によって違うので一概には言えませんが、どんなに大変なプロジェクトに参加していても、しっかり休暇をとる人はいます。逆にゆっくりしたプロジェクトでも休暇を取らない人もいます。これは所属する会社にもよります。
例えば、上司がなかなか休暇を許可してくれないという会社もあります。ですが、これもIT業界だけということではなく他の業界でもあることです。化粧がのらないというのは、女性に特化しているのでIT業界だけではないと思います。結婚できないも、IT業界で結婚している人は沢山います。IT業界だから結婚できないとは、ならないと思います。仮に、仕事の忙しさで結婚できないというのであれば、他の業界も同じです。このように他の業界でも考えられることが、IT業界のイメージとして植え付けられてしまうほどイメージが悪いということになります。このような悪いイメージと人材不足の解消が、IT業界の発展には必要です。

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